若手会社員の3割「退職代行、活用したい」 転職は「賃金アップ」を重視
不動産会社FJネクストホールディングス(東京)が2025年2月、首都圏(東京、埼玉、千葉、神奈川)で一人暮らしをする20~30代の会社員400人(男女各200人)に対し、インターネットを通じてアンケート調査した。需要が拡大しているとされる退職代行サービスについて、6.8%が「積極的に活用したい」、21.8%が「どちらかといえば活用したい」とそれぞれ答え、合わせて約3割が利用に前向きだった。また、全...
退職手続きを代行するサービスが注目される中、若手会社員の約3割が退職にあたってこうしたサービスの利用を希望していることが分かった。
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不動産会社FJネクストホールディングス(東京)が2025年2月、首都圏(東京、埼玉、千葉、神奈川)で一人暮らしをする20~30代の会社員400人(男女各200人)に対し、インターネットを通じてアンケート調査した。
需要が拡大しているとされる退職代行サービスについて、6.8%が「積極的に活用したい」、21.8%が「どちらかといえば活用したい」とそれぞれ答え、合わせて約3割が利用に前向きだった。また、全体の6割超が現在の仕事に「満足している」としており、満足している割合は女性(67%)が男性(62.5%)よりも多かった。
男女の全体でみると、転職の目的(複数回答、3つ以内)は、「賃金アップ」がもっとも多く64.5%で、次いで「スキルアップ」が38.3%、「ワークライフバランスの実現」が27.3%となった。転職回数は0回が38.3%だった一方で、6割超が最低1回は転職を経験していた。2回以上も3割超おり、同社は「転職がもはや当たり前の時代であることがうかがえる」と指摘している。
バナー写真:PIXTA
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